【初心者向け】DTM用モニタースピーカーのおすすめ位置と選び方!

【初心者向け】DTM用モニタースピーカーのおすすめ位置と選び方!

DTM(音楽編集)をする上で、間違ったスピーカーの配置をしていると最適なモニタリングができません。
今日は、DTMで正しいモニタリングをするための、おすすめのスピーカーの位置と、おすすめ選び方についてまとめました。

ちなみに、DTMにおすすめのモニタースピーカーについては以下の記事でまとめています。

DTM用モニタースピーカーおすすめ比較まとめ10選!選び方も解説

DTM(音楽編集)をする上でおすすめのスピーカー位置

DTMで正しいモニタリングをするための、おすすめのスピーカーの位置についてまとめていきます。

モニタースピーカーの設置について

モニタースピーカーの間隔、壁からの距離、角度を調整する。

スピーカーの設置する位置に注意が必要です。
スピーカーを壁に近づけすぎないよう、15cm〜30cm話すようにして設置します。
スピーカーは前方だけでなく、後方にも音を発しています。壁にちかづけすぎると、隣近所に音が伝わり迷惑なだけでなく、低音が増幅されて正しいモニタリングが出来なくなります。できるだけ壁から話して設置するようにすると良いようです。

スピーカーとリスニングポイントが正三角形になるようにスピーカーを置きます。
スピーカーと壁からの距離も左右同じに揃えます。

ツイーターは耳の高さに

正しいモニタースピーカーの置き方は、ツイーターを耳の高さに揃えるのが望ましいようです。
高さの調整が必要な場合は、スタンドなどを用いて調節しましょう。

音の反射を抑える

反射を抑えるには吸音材を使うのが一般的ですが、無い場合には新聞紙で代用出来ます。
部屋の中で手を叩いて「ビンビン」と響いている箇所で、余計な反射が生じているので、その箇所を丁寧に探して、少しずつ貼っていくのがポイントです。

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インシュレーターの使用

スピーカーと設置面の間にインシュレーターを挟むことで、スピーカーの振動を下に伝えにくくすることができます。
これにより無駄な振動が減り、こもった低音がすっきりしたり、音の定位がわかりやすくなったり、輪郭がはっきりしたりします。材料としては木材や金属がよく使われるようですが、効果はそこまで期待できないようです。
専用の物もそこまで高価なものではないので、専用のインシュレーターを利用しましょう。

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DTM用モニースピーカーのおすすめの選び方

スピーカーと言っても、屋外で使えるポータブルなものから音響プロ仕様の本格的なものまでたくさんあって迷ってしまいますよね。
DTM用のスピーカーは、一般的な音楽観賞用のスピーカーと少し仕様が異なります。
DTMなど音楽制作を前提とした場合、通常の音楽観賞用のスピーカーではなく、モニター用のフラットなスピーカーが必要になります。

DTM用のスピーカーを選ぶ上で重要なポイントをいかに解説していきます。

DTM用にはフラットなモニタースピーカーを

一般的な音楽観賞用のスピーカーは音楽を快適に楽しめるように調整されていますが、DTM用のスピーカーは、原音を忠実に捉える必要があるので、低音から中音、高音まで各音域を均一に出力するフラットな(調整されていない)モニタースピーカーを選ぶようにしましょう。

DTM用のスピーカーは、一般的な音楽観賞用のスピーカーではなく、モニタースピーカーを選ぶようにしましょう

DTM初心者には「アクティブスピーカー」がアンプ内臓でおすすめ

DTM初心者には「アクティブスピーカー」がアンプ内臓でおすすめです。
専用のアンプが内蔵されており、電源を入れるだけで使用できるアクティブスピーカーは、別途アンプを選ぶ必要がないので初期費用も抑える事が可能です。

スピーカーのサイズ

DTMの場合、スピーカーは大きければ良いとは限りません。部屋の大きさによって適切なサイズを選ぶ必要があります。
大きな音を鳴らすことを前提として作られている大きなスピーカーは、小さい音量では本来の力を発揮できません。
スピーカーの音圧レベルは「dB」という単位で表され、自宅などでの作業を想定とした場合は、85dB前後あれば十分かと思います。
もしDTMをする部屋が、そこまで広く無いようであれば、小さいスピーカーのほうが小さな音でも鳴らし切れるのでおすすめです。

スピーカーの周波数レンジの広さ

スピーカーを選ぶときには重要になってくる条件のひとつが、周波数レンジです。
「Hz」という単位で表される音域を示す周波数特性は、選ぶ基準として人間の可聴域である20Hz~20kHzに近いものが理想と言われており、
50~60Hz~20kHzをカバーしていれば問題ないようです。
周波数特性は、高音域の数値が大きいほどより高音を、低音域の数値が小さいほどより低音を再生する事が可能。
作りたい曲のスタイルや傾向に合わせて選ぶこと良いようです。
特に最近のトレンドでは低音域の再現が重視されることも多く、低音レンジや再生能力はとてスピーカー選びにとって大切なポイントです。

50Hz以下の帯域も重要になってくるダンスミュージックなどのジャンルを制作する人は、低音再生に特化したスピーカーであるサブウーファーの導入も検討すると良いようです。

スピーカーの価格

最近のモニタースピーカーは10万円超えプロが使うようなハイスペックのものから1万円以下のもの、まで幅広いラインナップがあります。
DTMをする人だと、スピーカー以外にも何かと機材を揃えなくてはいけないので、なるべく費用を抑えたいところ。
初心者の方など、そこまで予算に投資ができないいう方は、各メーカーでベストセラーとなっているようなエントリーモデルを買うのもおすすめです。

DTMにおすすめのモニタースピーカー

ちなみに、DTMにおすすめのモニタースピーカーについては以下の記事でまとめています。

DTM用モニタースピーカーおすすめ比較まとめ10選!選び方も解説

まとめ

DTMのスピーカー配置のポイントは、モニタースピーカーの間隔、壁からの距離、角度を調整し、ツイーターは耳の高さに調節します。
吸音材や、なければ新聞紙などを使用し音の反射を抑えます。
インシュレーターも専用の物を使用することで、振動を下に伝えにくくなり、よりはっきりとモニタリングすることができます!

一般的な音楽観賞用のスピーカーは音楽を快適に楽しめるように調整されていますが、DTM用のスピーカーは、原音を忠実に捉える必要があるので、低音から中音、高音まで各音域を均一に出力するフラットな(調整されていない)モニタースピーカーを選ぶようにしましょう。

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